Mac mini に Windows 8 Pro (アップグレード版)をBootCampを使ってインストール
Mac mini が小型/高性能且つ安価なのと Mac OS X に興味があったのでMac mini を購入しました。
Mac OS X は使いやすいOSですが会社のPCがWindows であるため Windows の操作が体に染み付いてしまっています。なので Mac mini にはBoot Campを使ってWindowsをインストールし、主にWindowsマシンとして使用する予定です。
仮想化ソフトを使えばMac OS の中でWindowsを動かせることは知っていますが、マシンパワーを100%活かしたいので、Boot CampでMac miniをWindowsマシンにすることにしました。
(もちろんWindowsインストール後も好きな時に Mac OS Xを起動できます。アップルはBoot Campをもっとアピールした方が良いと思います)
BootCampのバージョンは最近どんどん上がっており、2012/12/24現在5.0.1です。BootCamp5.0.1ではWindows 8 の64bit版にも対応しているようです。2012/12/29現在Web上ではBootCamp4.0について書かれており、そこには Windows8未対応と記載されています。しかしもう少ししたら「Ver 5.0 はWindows7及び8に対応」と記載されると思います(ここ)。
インストール出来るものは64bit版のみです。理由はアップルが64bitドライバしか準備していないからです。(裏技を使えば32bit版をインストール出来るかもしれません)
インストールで幾つか手間取ったことがあったので、参考までにメモしておきます。
■追記(2012/12/30)
Windows 8 アップグレード版は古いバージョンのWindows(xp,VISTA,7)がインストールしてあるディスクにインストールしないとライセンス承認されないようです。もしそうであればWindows 7, 8 の64bit版しかインストールできないMac mini(Mac OS X Mountain Lion、Boot Camp5.0.1)に、XPのアップグレードとしてWindows 8アップグレード版をインストールするのは困難です。キーワード「Windows 8 アップグレード クリーンインストール」などで検索すれば解決策が見つかるかもしれません (例えば)。またXPのライセンスでWindows8アップグレードをインストールすることはライセンス的には問題ない行為と思われるので、マイクロソフトに問い合わせれば良い回答が得られるかもしれません。 参考-->Windows 8 ライセンス取得/確認方法
■インストールしたPC環境
Mac mini :2012年モデル、MD387J/A
OS :OS X 10.8.2
Boot Camp :5.0.1
Windows OS:Windows 8 Pro 64bit アップグレード版(1200円で入手)
インストール用USBメモリ :8 GB以上 (最近はUSB3対応のメモリも安いので、これを機会に1個購入しておくと良いと思います)
■はじめに
・ソフトウェア・アップデート(下図)を使ってBoot Campを含むmacのソフトを最新のものにします
・無用なトラブルを避けるため「マウス」「キーボード」「モニタ」「インターネットLANケーブル」以外の接続は外しておきます
・USBメモリや外付HDD等は外しておいた方が無難です
・マウス、キーボードはBluetooth(無線)ではなくUSB(有線)の方が無難です
・自分のハードディスク容量(空き容量)を把握し、どの程度の容量をWindowsで使うか決めておきます
・Windows OSインストールデータを準備しておきます。
・私はWindows 8 Proを準備しました
・形式はISOです
・インストール中にモニタがOFFしないよう、画面のスリープモードをOFFしておいた方が良いです
■何らかの原因で立上がらなくなった場合の対処方法
電源ボタンを長押しで一旦電源OFF。
その後optionキーを押したまま電源ON。(Windowsキーボードの場合はALTキー)
画面にディスクの図が表示されるまで待ちます。ディスクが表示されたら Mac osが入っているディスクを選択してmac OS を立ち上げて最初からやり直します。
■Boot Camp (Ver. : 5.0.1, 2012年12月)
・Boot Camp起動 : Finder > アプリケーション > ユーティリティ > Boot Campアシスタント
・4GB以上のUSBメモリを接続。(注意:メモリの内容は全て削除されます)
・「作業を選択」画面では3項目にチェックを入れます
・50%程度進んだところでバーが動かなくなります。(下図)
15分程度すれば再び動くので、バー再び動くまで何もしないでひたすら待って下さい。
(2013-04追記:幾ら待っても動かない場合があります。その時はBoot Camp起動からやり直す必要があります)
・USBメモリに作られるファイルは下図に示す内容です
以上で「Mac mini のHDD(又はSSD)内にWindowsをインストールする領域が確保」されると共に
「Windows 8をインストールするためのソフトがUSBメモリ内に保存」できました。
■Windows 8 Pro インストール
注意:
・ディスクが沢山現れますがWindowsをインストールするディスクを間違えないで下さい。(下図参照)
・インストールするディスクをフォーマットしないとインストール出来ません (下図参照)
・以下聞かれたことに答えながらインストールを進めていけばWindows8のインストールが完了します。
★注意:この状態ではライセンス未承認状態です。参考-->Windows 8 ライセンス取得/確認方法
■Windows 8へ ドライバとBoot Camp をインストール
USBメモリ内の WindowsSupport > Setup.exe を実行
・ドライバ設定
Wi-Fi, Bluetoothなどを設定。
最後にUSBメモリを外す。
■SSDの場合
SSD付属マニュアルを読んで、必要な設定を行う。
■私が使用したUSBメモリ(ご参考)
このメモリの特徴は、側面のスイッチで書込み禁止にできることです。
スイッチは誤動作防止のため小さく、切替えは爪楊枝などの細い物を使う必要があります。
ウィルス感染防止に効果ありと考え購入しました。(USB3対応です)
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